異常な暑さで思うこと

毎日の暑さに、カナダかスイスに避暑に行けたらと夢見るけれども、
今年の夏は車を購入することにしたので、海外は無理な感じ。

それにしても連日続く35度以上の酷暑やゲリラ豪雨のニュース、それに海外の異常気象の話を聞くたびに以前に見たドキュメンタリービデオ"Six Degrees could change the world"を思い出す。ナショナルジオグラフィックが作った番組だけれど、地球温暖化で今より温度が1度上がったら、2度上がったら、、、そして6度上がったらどうなるかシュミレーションした内容は、私たちが今経験しているまさにそのものかもしれない。

経済最優先の日本では、CO2排出量についての問題や、この酷暑や世界の異常気象と私たち人間の活動にどんな関連性があるのか、あまり報道されていないように見える。資源開発やその運搬で使われるエネルギーやコスト、そして輸出国の人々の現状などはほとんど問題にされない。もちろんプラスの面もあるけれどもマイナスの面は取り上げられない。アフリカや中東の資源国に日本は貢献していると言うが、資源国で利益を得ているのはごく一部の人間だけかもしれないのだ。

原発の大事故があってから、今でもなお高レベルの放射性物質が海に流出している可能性が高く、福島原発の廃炉に向けた作業は困難を極め、今後再稼働する予定の原発から将来出る使用済み核燃料の処理方法も決まっていないような状態で、政府や東電が原発再稼働を推進しようとするのは、全くもって無責任なやり方としか思えない。あの原発事故によって、今までの平和な生活を奪われた人々がまだ大勢困難な状況に取り残されているのは、人権が大切にされていない政治だからではないか。

その一方、私たちが今使っている電気は、海外で採掘された天然ガスを大型タンカーで運んで来て、それを火力発電所でボンボン燃やすことによって作られていて、二酸化炭素排出量が多くかなりのエネルギーとコストをかけて作られた電気を使わざるを得ない状況になったまま。それで、電力会社はガスの輸入コストが高いから赤字がかさむと言い、そのコストを電気料金の値上げして私たちユーザーに転嫁している。

電気料金を大幅に値上げすることによって、やっぱり(見かけ)安く電気を作れる原発のほうがよいという風潮を広めようとしている電力会社と政府の魂胆が見え隠れする。原発にからんだ利権や今までの投資をあきらめて、新たな道に進もうとする気配はほとんど見られない。今の赤字を解消することしか考えていないからなのか。エネルギーや環境、そして国民の生活や経済活動全般に影響する重大な問題が電力会社の都合に任されていていいのだろうか。

節電のための工夫をもっと推奨して補助するとか、もっと真剣に節電を訴えて電気料金値上げを抑える努力がなされないのはなぜなのだろう。経済優先で、環境に対する負荷についてはあまり語られない。今の火力発電に頼る方法を続けるのは、隣国ほどではないけれど、地球の温暖化加速と異常気象の増加に日本も加担し続けることになるように思う。もっとクリーンなエネルギーとより少ないエネルギー(省エネ製品)で今と同じ快適な生活が可能になるように日本は技術を磨けるはずだから、国で原発輸出を推進するよりも、そちらの方に力を入れて欲しい。原発事故の現状がある限り、原発がクリーンなエネルギーだとは納得できないのだから。

今度の選挙は、日本の未来を左右する大事な選挙だと思う。経済最優先でアグレッシブに日本を世界に売り込もうとする政党に票を入れるのか、多くの一般人の平和な生活を守ろうとする政党に票を入れるのか。多くの人に、特に学生や若い社会人、子育て中のパパママに投票に行って欲しいです。平和と人権なくしては、普通の生活すら不可能になってしまうことを忘れずに。。

ああ、なんだか小難しいことをいろいろ書いてしまったら、私も言いたいことがあったんだなぁと実感。夜中に頭が冴えてしまったけど、おやすみなさい。
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by miffyinvic | 2013-07-12 01:15 | ひとこと | Comments(0)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。


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