子どもの遊び相手の8割が母親

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幼児生活調査:子どもの遊び相手 「母親」が81%


調査対象は首都圏に住む1歳から6歳までの子どもがいる母親とのこと。父親の育児参加は、子どもと家の中で一緒に遊ぶ人が33%、外で一緒に遊ぶは2%となっている。父親はやっぱり仕事で忙しくて、子どもと遊ぶ余裕が持てないのかなぁ。。世の中のお父さんには、子どもと遊べる機会を逃さないで、一緒に遊ぶ楽しさを味わってほしいなぁと思う。

さて、幼稚園に通う年齢の子どもたちが友達や兄弟姉妹ではなく、母親と遊ぶばっかりになるとどんな問題があるだろうか?母親とその子どもは赤ちゃんの時からずっと接していて、お互いが言葉で何かを伝えなくても、視線やしぐさである程度のコミュニケーションが可能である。「あ・うん」の呼吸が通じるのである。もちろん言葉を使わないわけではないが、その必要度は、他人である友達や兄弟とはかなり違う。子どもが母親と遊ぶのが中心になると、相手が自分をわかってくれる、または相手が自分に合わせてくれるのが当たり前の環境に育ってしまわないだろうか。

子どもは通常、友達や兄弟と遊んでいくうちに、自分の意思をいろんな態度と言葉で相手に伝える練習をしていくのだと思う。ところが、いつも母親と一緒にいると、他人とのコミュニケーションの仕方を学ぶ機会は減ってしまう。子どもがいつも守られた環境にいるのは、母親にとっては安心かもしれないが、子どもは常に親の目を基準に行動して、自分の意思で何かをやってみる機会を逃してしまう可能性もある。本来、子どもは母親以外のいろいろな人たちと遊ぶことで、相手に合わせたコミュニケーションの仕方を学んでいくのではないか。そう考えると、遊び相手が母親中心なのは、あまりいいことだとは思えないのである。

この結果はベネッセコーポレーションの第3回幼児の生活アンケート・国内調査によるものなので、憶測だが調査対象者はベネッセの通信教育商品を購入したことがある人たちだろう。だとすると、ある程度収入があって、子どもの教育に熱心な家庭が主な対象になっている可能性が高い。父親は企業に勤め、母親は専業主婦のパターンが多く、共働きの割合は少なめだと想像できる。(共働きの場合、忙しいのでアンケート回収率は下がるはず) 調査結果には、対象者の家庭の事情が大きく反映されるので、父親が子どもと遊ぶ割合が低いのはこのためではないかと思う。
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Commented by カナダの住人 at 2005-10-15 05:34 x
この話題には私もびっくりしました。え?そうなの?みたいな。私もこの傾向には疑問を感じています。
自分が子供のころは、世の中のことは自分の母親より、友達とか、駄菓子屋のおばちゃんとか、家の外の世界から学ぶことが多かった気がします。
暴力はいけないんだよ、と言うことも、子供同士での遊び、子供うちでのルールの中から学んでいたような。そしてそういうルールには大人はまったくといっていいほど入ってこなくて、それでいて今の世の中以上にきちんと機能していた気がします。
けっこう子供は馬鹿じゃないですよね。自分たちで社会性を身につけていく能力はあると思います。母親とばっかりいるとそういう自ら何かする、という力が伸びないんじゃないかなあ、と。どうやって他人とうまくやっていくかとか、そういう人間づきあいは子供のころの経験が大切な気がします。
ま、調査対象はきちんと考えないといけないですよね。特にこういった企業主体のものは、対象者がかなり限定されてしまうと思いますからね。
by miffyinvic | 2005-10-09 18:37 | 心理学 | Comments(1)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。


by miffyinvic
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