日本の中高生の間に広がるリストカット

自傷行為:「数増え相談時間ない」悩む学校 初の実態調査-話題:MSN毎日インタラクティブ

前からたびたび目にしていたが、日本のティーンエイジャーの間でリストカット(手首を切る自傷行為)が急激に増えてきてるようだ。ニュース記事によると、調査対象の女子高生の14.3%が一度はリストカットをしたことがあり、6.3%は行為を繰り返しているという。中学生でも男女共に8~9%が自傷行為を経験したことがあると答えている。中高生は同年代の友人たちに非常に影響されやすくて、携帯メールやネットを通して、こんな危険な行為もすぐに広まってしまうのだろう。リストカットが心の苦しみから逃れるための儀式のようになってきてしまったのではという印象さえ受ける。彼女たちは、心の叫びを表に出せずに、自分を傷つけながら途方に暮れているのだろうか?それとも、体の五感を使うことが少なくなって現実に生きてる実感が持てなくなってしまったのだろうか?人間は体を動かして生きるようにデザインされている。体を動かして(本来は食べ物を確保するために)エネルギーを使い、言葉を使ってコミュニケーションをすることが、私たちが生きてることを実感するために必要なんだと思う。テレビ、ゲーム、携帯、コンピューターが中心になった生活は、私たちの自然の摂理に合っていないのかもしれない。リストカットをしてしまう理由は、それこそ一人一人違うと思うけれど、彼女たちが毎日どういう生活を送っているのか、どういう友人関係を持っているのか、どんなときに不安に駆られてしまうのか、リストカットをする直前に何をしていたのか、たくさんのケースをきちんと把握して、そのメカニズムを解明するのが急務だと思う。リストカットはひとつ間違えば死に結びつく行為。各学校の養護教諭だけでは対応しきれない状況が一刻も早く改善されて、学校の先生だけではなく、医師・心理カウンセラーなどを含めたサポートネットワークが大急ぎで整備されますように。
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by miffyinvic | 2006-02-06 18:19 | 心理学 | Comments(0)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。


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