タンザニアからジンバブエへ

彼が昨日、タンザニアのボランティア事務所からジンバブエに向かった。タンザニアでの仕事を終えて、ジンバブエで新しいプロジェクトを担当する予定だという。ジンバブエはかなり経済状況が悪く情勢が不安定らしいので、少し心配だ。。

彼からのメールによると、タンザニアでの仕事納めは、今までにないほど期待はずれでがっかりだったという。彼はその村で唯一の白人として地元の人と働いていたのだが、仕事納めの日に誰ひとりさよならを言いにくることもなく、残りの仕事を引き継ぐ人も現れず、かなりフラストレーションを感じたようだった。たぶん、地元のタンザニア人は、次から次へと短期間やってくるボランティアワーカーたちに慣れきっていて、それほどボランティアで働く外国人に対して感情をもっていないのかもしれない。あるいは、内心そういった外国人に対して反感を持っているのかもしれない。いずれにしても、西側の文化からは考えられない地元の人の対応に、彼はショックを受けたようだった。

これは私の推測だけれど、いわゆる先進国とまったくの後進国では、物事に対する価値観がまったく違う。私たちは、人間関係、時間の使い方、仕事の効率などについて常に考える習慣を長年の教育で培っているけれど、彼らはそうでない。彼らは教育を受けることもなく伝統文化の価値観で生きていて、私たちにとって当たり前のことが彼らにとってはそうでない。それは、カナダ人と日本人の価値観の違いよりも、はるかに大きな隔たりがあるのだと思う。そんな環境の中で、先進国の価値観で物事を変えようとすることは、もしかしたら地元の人には受け入れがたいことなのかもしれない。。
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Commented by meibaoon at 2006-04-15 23:29
こんにちは!タンザニアからジンバブエ・・・ワールドワイドな方ですね。すごいです!!
国によって、物事の価値観って全く違いますよね。旅行だとそれも楽しみの一つになるのですが、実際に住むとなると苦労すること多いんだろうな・・・としみじみ感じてしまいました。

あ、課題修了、おめでとうございます☆
Commented by Neko at 2006-04-16 14:00 x
そういえば、こんな話を思い出しました。以前通っていた移民向けESLで、先生がアフリカからの難民の生徒に時計の読み方を根気強く何日もかけて教えたけど、とうとう習得できなかったと。なぜなら彼らは、時計による時間管理という考え方を持っていないので、大人になってからは文字を学習するのと同じ(それ以上?)に難しいんだって。その生徒は、「お腹が空いたら食べる。眠くなったら食べる。何故、時計が生活に必要なのか全くわからない」と言っていたそう。文化の違いって途方も無く大きいけど、お互いに尊重して生きていかないといけませんね。
Commented by miffyinvic at 2006-04-16 15:22
meibaoonさん、ありがとうございます。ところで、思うに彼は、何も知らずにぽんと見知らぬ土地にいっちゃうから、そういうところに滞在できるのかも。っていうか、最在させられてる??向こうでの選択の余地はあまりないみたいなので。けっこうお腹を下したり、体調不良が続いてるようなので、とにかく無事に生きて帰って来て~って思ってます。
Commented by miffyinvic at 2006-04-16 15:28
Nekoたん、こんにちは。面白いよね、そういう文化の違い。でも、まったく時間の感覚がないところで生きてくのって、想像できない~。だけど、そいう場所に行ったら、それの違いを尊重しないとダメだよね。難しいけど。彼は、その辺ものすごくフラストレーションに感じてるみたい。。何しろ、彼はアフリカで、そういう難民の生徒さんx1000人に時間の読み方を教えるのと同じようなことをやってるからねぇ。。
by miffyinvic | 2006-04-14 16:04 | Comments(4)

カナダ西海岸で6歳児と二人暮らし。


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