5月13日:バンフ滞在3日目(後半)

さて、あの憧れのレイク・ルイーズ。ガイドブックには、宝石と呼ばれるほど美しい色の湖でカヌーをする人たちの姿や、湖を背景に咲くチューリップの写真が載っています。でも、私たちの行った時は、まだほとんど冬の光景。カヌーやお花どころじゃありません。湖、凍ってました。湖面は氷と雪で覆われて、一面まぶしい白、白、白。
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レイク・ルイーズからレイク・アグネスへ行く人気のハイキングコースも、雪道に雪崩注意の看板が出ていて、とてもハイキングは無理な状態。幸いにも、湖畔沿いの遊歩道はホテル側から湖の一番奥のほうまで歩けました。この遊歩道はたいして距離がないと思ってましたが、湖の奥行きはなんと2Kmもあるそう。片道急いで歩いても20分以上かかりました。遊歩道の終点あたりでは、湖の氷が解け出していて、ほんの僅かに深緑の水面を覗かせていました。夏には、この水はまったく違った色に見えることでしょう。
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レイク・ルイーズ周辺は、5月半ばはまだ雪が多く残っており、近くの有名な観光スポット、ボウ・レイク、ペイト・レイク、モレーン・レイク、タカカウ滝など多くの場所がまだクローズされていて、少々悔しい思いをしました。このあたりのハイキングも、少なくとも6月初めまで待たなくてはならないとのこと。高原植物の見頃はやっぱりハイシーズンの7~8月だそうです。何はともあれ、ヨーホー国立公園まで足を伸ばそうと、ハイウェイをField方面に走りました。この日は、私たちの目的地よりも先のところが土砂崩れで通行止めになっていたおかげで、ハイウェイにはほとんど車が通っていなくて、ドライブは気楽でした。Fieldのちょっと先で道を曲がり、ナチュラル・ブリッジと呼ばれる自然の石がまるで橋のようになっている場所に立ち寄りました。
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そこからしばらくゆるやかな山道を登ると、ヨーホー国立公園の中で一番大きい湖、エメラルド・レイクに到着です。嬉しいことに、湖面はまったく凍ってません。湖畔のロッジの後ろにそびえるのはバージェス山のようです。
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湖畔を1周するハイキングコースがどうやら歩ける様子だったので、その距離を確かめもせずに、行ってみることにしました。半周くらいしたスタート地点の対岸あたりは、ずいぶんと開けていて眺めもいいです。
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ここに来た時点でかなり歩いていたんですが、もう半分くらいは来ただろうということで、逆戻りせずそのまま湖畔を一周することに決めました。でも、開けたところを抜けてさらに進むと、途端にハイキングコースは雪だらけに。場所によっては道がどこだかわからないほど。湖の半分はもうすっかり春なのに、もう半分はまだ冬のようでした。
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ハイキングコースの終盤は、一面の木々が無惨に切り倒されて、道なき道となっていました。ここを通り過ぎたらすぐに高級なロッジがあるのに、なぜこんなひどい状態なんだろうと思っていたら、実は山火事対策のためにわざと木を切って空間を作っていたんですね。
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ああ、終点まであと少し。この頃には、お腹はグーグー、足はヨタヨタ、といったら大げさですが、かなり歩き疲れてました。知らずに歩いた湖畔の距離は5.2キロ。そんな大した距離ではないんですが、何しろ長い1日の終わりに、途中からは雪道と格闘しながら歩いたので、、。終点では、高級ロッジの敷地内を、宿泊者専用レストランやBBQのいい匂いを嗅ぎながら通り過ぎました。出発点に戻るちょっと手前からは、深緑の水面に映る対岸の雪崩跡(?)が白く映りこみ、それは一瞬空腹と疲れを忘れてしまうほど、感動の美しさでした。
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ハイキングを終えて、車で一息ついて、エメラルド・レイクを後にしました。バンフの宿に帰り着いたのは夜9時をとっくに過ぎてからでした。
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by miffyinvic | 2006-05-26 13:44 | 旅と写真 | Comments(0)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。


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