「禁煙セラピー」を読みなおす

禁煙15日目。初心に戻ってみる。

はじめて「禁煙セラピー」を読んだとき、そうだよなーとなんとなく流しながら読んで分かったような気になった。タバコは体に悪いし、百害あって一利なし。タバコを吸うなんてバカらしいと思った。でも、1回目に読んだときは、そう納得したにもかかわらず禁煙に失敗。1週間ほど吸わないでいたが、結局やっぱり1本吸いたい気持ちが出てきて、また1本吸ってしまった。その後、この本は知人にあげてしまい、情けない自分が残った。

そして時がすぎ、5年ほどたって、また同じ本を買った。もちろん、以前に1度読んだのを忘れていたわけではない。5年経ってもまだ評判の本ということは、何か読み落としがあったのかもしれないと思ったのだ。今度は流すのではなく、じっくり読んだ。

それで分かったことは、タバコが中毒・依存症であること、喫煙者が自分に都合のいい間違った幻想を作り上げてタバコを吸うことを肯定してしまうことだった。それは、もちろんJTのタバコの対する社会的イメージアップ作戦と、政府のやる気のない禁煙キャンペーンが功を奏しているからなのだが、長い間、私もその罠に引っかかっていた。体に悪いと言われ続けても、結局吸ってる人は吸っているし、タバコを吸っても長生きしている人もいるし、そもそも合法で認められてるのだから少し吸うくらいは大丈夫、と自分に都合のいい幻想を言い聞かせて吸い続けていたのだ。

でもようやく、それがタバコをやめる恐怖心をごまかすための、自分への言い訳に過ぎないことに気がついた。その事実になかなか気づかないところが、困ったタバコ依存症の症状なのだが、合法でしかも文化の一部になっている喫煙だから、喫煙者が喫煙=依存症と認識するのはとても難しいのだろう。

しかし、タバコで利を得るのは、税金が入ってくる財務省と売り上げが入ってくるタバコ産業だけである。(と思ったが、実は医療業界にもタバコで病気になった人の治療費が入ってくる。)ゆえに、政府が声を大にしてタバコの害を国民に知らせようとはしない。今海外のタバコブランドが日本(アジア)で大々的に広告するのは、消費者の無知を利用して売り込み功勢をかけているのである。なぜなら、もう彼らの国では消費者にタバコの害が知られていて、幻想のかっこいいイメージが通用せず、あまり売れなくなったからだ。

タバコに騙されるのはもうやめよう。
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by miffyinvic | 2004-08-14 15:03 | 禁煙 | Comments(0)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。


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