喫煙に関するインタビューで

私の禁煙も3ヶ月を過ぎた。そんな時、ちょうどいいタイミングで友達から「女性と喫煙」についてのインタビューを受けた。禁煙ブログを書いているおかげでネタは尽きることなく話せたが、日本で若い女性の喫煙が増えているのはなぜだろうという話題になって考えてしまった。マスメディア・広告の影響、友達関係など原因はいろいろありそうだが、いまいちこれだ!という要素が思い当たらない。昔あった「女性はタバコを(特に人前で)吸ってはいけない」というタブーがなくなったからといって、そんなに喫煙率が増加するものだろうか?

Webで見てみると日本人の「20代の女性の喫煙率は1970年には9.8%だったのに対し、1995年では23.3%まで上昇」となっている。また、高校3年で毎日喫煙率が男25~35%、女10~15%というレポートもあった。女性の喫煙増加を示すデータはちょっと古いから、この調査対象の20代女性は今や30代になっているはずで、妊娠・出産が多い年代層に間違いない。ということは、残念ながら、妊娠初期の女性の4人に1人が喫煙者という話もあながち嘘ではなさそうだ。

タバコが生まれてくる赤ちゃんに与える影響は大きい。手持ちの心理学の教科書によると、妊娠中の(母親の)喫煙によって赤ちゃんに以下6項目のリスク増加が見られるという。1)低体重と幼少期の病気にかかる可能性、2)乳幼児の突然死(SIDS)、3)長期の知能発達障害、4)注意欠陥・多動症候群(ADHD)、5)免疫機能障害、6)大人になってからの犯罪・問題行動(特に男児)。

妊娠初期は本人が気がつかないままにタバコを吸ってしまう可能性が高いだけに危険を回避するのは難しい。また、妊娠期にタバコをやめても出産後の育児ストレスから喫煙を復活してしまう女性も多いので、長い目で見たら、若い女性の喫煙率増加=赤ちゃん&子供へのタバコの影響の増加である。子供が欲しい人あるいは子供を持つ可能性のある人は、ノンスモーカーでいるのがベストだ。今喫煙している女性も、産みの苦しみと禁煙の苦しみを一度に味わうよりは、早いうちにタバコをやめてしまったほうが気が楽だと思う。

ところで、日本のタバコのパッケージもようやく注意書き(警告)がより具体的に記載されることになった。今月下旬から来年の6月にかけて新しい警告付のパッケージに切り替わる模様。文字だけの注意書きなのであまりインパクトはないかもしれないが、今までの警告よりは少し意味のあるものになりそうだ。

JT たばこの「注意書き」 より大きく具体的に (毎日新聞 - 11月6日)
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Commented by dr-monkey at 2004-11-06 21:02
今日の朝刊で警告のこと読みました。でも、字ばかり、しかもすごく小さな字で、読めないんじゃないかと思います。やはり、前に紹介してもらったみたいな絵とか写真ですよね。まっ第一歩か・・・
Commented by miffyinvic at 2004-11-08 16:03
産業界に甘い日本。とりあえず形だけでも警告文を大きくすればいいやという感じで、真剣に喫煙者に体への害をアピールする意欲は無いですよね。でも、今までの警告よりはマシってことで。。
Commented by 参考資料 at 2005-07-01 09:59 x
たばこに関する警告表示等各国別比較
http://www.health-net.or.jp/tobacco/oversea/ov951000.html

外国のタバコパッケージ警告表示
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ten250/biyou/eu.html

たばこ 変わる警告表示 写真や絵でわかりやすく
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li391001.htm

禁煙教育用フォトアルバム
http://photos.yahoo.co.jp/phnetwork

食の安全とタバコ
http://www.pierre-matsuo.com/foundation.html

タバコの弊害と敵の正体
http://media.excite.co.jp/News/weekly/040113/topics_p03.html
by miffyinvic | 2004-11-06 18:47 | 禁煙 | Comments(3)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。補助輪なしで自転車に乗れるようになったよ!


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