カテゴリ:カルチャー( 25 )

カナダ先住民の暮らし

ニュースサイトでたまたま見つけたカナダの記事、良かったのでご紹介します。

先住民の絆結ぶ氷の道

私の住むところからは、はるか遠く離れたノースウェストテリトリーのイエローナイフのお話。
冬に湖が凍った時だけ、氷の道を通って車で行けるようになる、さらに遠い極寒の小さな村には500人住んでいるそう。村のお祭りの様子、動画を見るとすごい迫力が伝わってきます。懸賞金ありだから、すごい盛り上がり。
今でも先住民の伝統と誇りを守って自然と共に生きているコミュニティは素晴らしいですね。

一方で、先住民の暮らしは、かつてカナダ政府が無理やり子供達を親から引き離して全寮制の学校で西欧文化を教え込もうとして、そこでは子供達の虐待などもあったようで、先住民の心、文化を大きく傷つけました。今なお、たくさんの先住民コミュニティがそのトラウマに苦しんでいます。過去のトラウマに苦しみ、小さなコミュニティの中でアルコールや薬物中毒、犯罪、暴行など様々な問題を抱えている地域もあります。生活環境も、場所によっては衛生基準を満たさない水道水しかなかったり、ひどい地域もあります。先日はオンタリオ州北部の先住民の村で次々と自殺を図る人たちがあり、政府が緊急事態としてサポートを始めました。

私は、先住民の歴史や文化についてはあまり詳しくないので、少しずつ勉強したいと思っています。
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by miffyinvic | 2016-04-17 00:25 | カルチャー | Comments(0)

学校のストライキで新学年が始まらない

私には直接影響はないのだけれど、9月から始まるはずの新学年がストライキの影響で始まらない状況となってます。しかもこのストライキ、6月からずっと続いてるのです!夏休みをまたいでも、州の公立小中高等学校は学校の先生の組合と州政府の間で1クラスのサイズや先生への待遇をめぐって決着がつかず、そのままスト継続。だから公立の学校に子どもを行かせてる人は大変。本当なら今日からスタートなんだけど、ストで学校はクローズ。そのせいでスーパーでも子ども連れの人をけっこう見かけました。日本じゃストのせいで新学年が始まらないなんて絶対あり得ないことですね。アジア系の移民の子どもたちは、出身国に戻って学校に行く人もいるそうです。たぶん、日本人のお子さんも、日本に帰って学校に出席する人いるんじゃないかしら。ストでいちばん影響を受けるのは子どもたちなのに、まったくどういうことなのか。新学年ということで学校を楽しみにしてる子どもだってたくさんいるはず。そして、今後、学校の授業日数を調整したりしなくてはならず、冬休みなどに影響する可能性もあるそう。大人の意見の違いをゴリ押ししてストを続けるのはやめて、子どもたちのことを考えて早く学校を再開して欲しいです。
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by miffyinvic | 2014-09-03 04:15 | カルチャー | Comments(0)

もう夏休み!

カナダでは、もうすでに多くの学校が夏休みに入りました。あと数日で13歳になるReece君の中学校も6月の第3週からほぼ授業がなくなって、最後の週はレポートカード(通信簿)を取りに行くだけで終了。なので、こちらの子供たちは日本よりも一ヶ月近くも長く夏休みがあるのです。それに日本と大違いなのは、宿題が全くないこと!基本的にこちらの公立学校は2学期制で9月から新しい学年が始まります。そのせいもあって、子供たちは夏休みは完全にフリー。逆にいえば、休みは長いけど、親が何もしなければ子供たちは何もすることがないに等しいのです。ほっといたら、一日中ゲームしたり、テレビを見たりして終わりという日々になりかねません。

Reece君の場合、ここから歩いて遊びに行ける友達の家はあっても2、3軒なので、友達がつかまらないこともしばしば。わりとアクティブな彼は、幸いにも自主的に外でサッカーボールを蹴ったり、犬と駆け回ったり、外に出て遊んでますが、それでも一人ではすぐに退屈してしまって「つまんなーい、つまらなすぎるーーーー」と愚痴っていることもよくあります。まだ夏休みは始まったばかりだというのに。。。

今週末はちょうど同じ年頃の男の子がいるお隣さん一家はキャンプに出かけていて留守。昨日は退屈しかねた彼につきあって、私も庭に出てバトミントン、サッカーをしたあと、さらにテニスコートに行ってテニス、それから近くの公園のトレイルを犬を連れて歩いてきました。さすがに頑張りすぎて、彼も私も今日はスローモードです。

きっと教育熱心なご両親だったら、いろんなアクティビティ、サマーキャンプ、あるいはサマースクーリング(塾)に行かせるんでしょうけど、残念ながらReece君の場合は両親ともそういうのにかなり無関心。学校がまったく面倒を見てくれないカナダでは、親が頑張らないといけないんだけど、それができない親に育てられている子供たちはいっぱい損をしているように思います。。夏の間に、デキル子供たちとデキナイ子供たちの格差がぐーんと開いてしまう気がします。
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by miffyinvic | 2010-07-04 03:18 | カルチャー | Comments(0)

世相をあらわすDivorce Kit ?

b0000372_5575899.jpg昨日、大手の文房具店に行った時に目に留まった商品「離婚キット」。たしかに離婚の手続きはいろいろ大変らしいのでパッケージがあれば便利だけれど、、実際に商品としてこんなものが売られているのにはびっくり!離婚が日本より頻繁なこちらならではの商品??
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by miffyinvic | 2010-02-08 06:02 | カルチャー | Comments(2)

異文化で生活する中での葛藤や悩み

リサーチしている間に、異文化に暮らす人の心の葛藤や悩みについてのレポート&インタビュー記事を見つけた。海外に住む日本人が、あまり表には言わない心の葛藤や悩みは、意外とたくさんあるもの。とても興味深いことが書いてあるので、海外生活で悩んでいる人、対人関係、異性関係で困っている人は、ちょっと読んでみるといいかもしれない。

- 海外で暮らす家族と共に-Group With
- ピアネット(バンクーバーの日本語ヘルプリスト) こちらの講演レポートは盛りだくさんの内容。
- グレーターバンクーバー移住者の会 掲載情報がちょっと古いかもしれませんが。

たぶん年初だったと思うけれど、今海外に移住する人の中には、定年退職後の年金だけでは日本で生活できない人が日本よりも物価の安いタイやフィリピンなどに移住するケースも増えてきているという。今までちゃんと何十年も働いてきて年金も払い続けてきたのに、日本では最低限の生活もままならない人たちが海外生活を選択せざるを得ないような現状は腹立たしい。その一方で、そういう移住者をサポートするネットワークの必要性は今度さらに高まると思う。ある程度の退職金や年金がある人は、カナダやオーストラリア等に移住するケースも結構あるかもしれない。どこの国に移住するとしても、その土地に愛着があり、友人・知人がいるならいいけれども、今まで交流のあった友人や家族と離れて、見知らぬ土地に現地の言葉もままならない状況で暮らしていく心理的負担は、人によっては非常に重いものになってしまう。海外の生活に適応するには、人それぞれだけれども、5~10年かかることもあるし、ずっと適応できないと感じている人たちもいる。そういうネガティブな面は、日本にいるときや旅行中・短期滞在中はほとんど見えてこないし、そういう情報は海外に暮らしていても、個々が抱え込んでしまっている場合が多いようだ。では、どんな人が適応しやすくて、どんな人がそうでないのか?それは、私がこれから勉強したいテーマの1つである。
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by miffyinvic | 2006-01-20 18:23 | カルチャー | Comments(3)

テニス

最近、友達とよくテニスをする。雨も少なくなり、気温もちょうどいいし、案外探してみると遊びでテニスをやるという人が結構見つかるのだ。おまけに、大学や公園には無料のテニスコートがあるので、ラケットとボールさえあれば、いつでも好きなときにプレーできる。さらに、日が長くなり、夜9時過ぎまで明るいから、照明なしのコートでもかなり遅くまで楽しめる。以前、東京にいたときに一時期サークルに入ってテニスをやっていたが、東京では無料のコートを使うには1ヶ月以上も前から予約しなければならなかったり、1時間2500~3000円払って有料のコートを借りたりしなければならず、コート確保を担当している人は大変そうだった。東京でのテニスは手軽にいつでもできるスポーツではなかった。日本にいたときはほとんどスポーツをしていなかったが、Victoriaに来て、学校生活も少し余裕ができて、けっこう頻繁に運動するようになった。こちらでは、テニスコートやバスケットボールコート、それに広い芝生の公園がたくさんあって、貧乏学生でもお金をかけずにいろんなスポーツが楽しめるのが嬉しい。
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by miffyinvic | 2005-05-23 18:11 | カルチャー | Comments(0)

毛虫

去年の春に引き続き、今の時期、ビクトリアでは毛虫が大量に発生中です。木の枝に白い綿のようなものが纏わりついてると思ったら、それは毛虫の卵の巣。その卵が孵って、巣にはびっしりと毛虫が。。。それはそれは、毛虫嫌いの私には見るに耐えないものなのですが、あまりにもあちこちにいるので、少しずつ見慣れてきました。毛虫が落ちてきたら、、、と思うので、桜や桃、梅など毛虫の巣がついている木の下を通るときは頭上に注意しながら歩いてます。UVicの学内にもかなりたくさん発生していて、地面にも落ち始めているので、毛虫嫌いの人は要注意。

この毛虫、面白いことにカナディアンにとっては可愛い存在らしく、日本人学生が気持ち悪いと言っているのを不思議がります。日本では毛虫は害があって刺されたりすると危ないから触るなと教えられていると思いますが、こちらでは毛虫は特に害はないので、子供が毛虫を手に乗せて遊んだり、子供向けのお話の中では毛虫が可愛らしい(?)イラストで描かれていたりします。そんなわけで、日本人とカナディアンでは、毛虫に対するイメージが大きく違うようです。毛虫の季節はまだ1ヶ月以上は続くようなので、しばらくは頭上・足元両方に気をつけて歩かなくては。。。
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by miffyinvic | 2005-05-08 17:53 | カルチャー | Comments(3)

鮭の役割(環境のはなし)

先週の土曜日、カナダの有名な環境学者David Suzuki(日系カナディアン)の講演+ナショナルジオグラフィックの映画「ブリティッシュコロンビア(BC)の森に暮らす熊とオオカミ」のイベントに行ってきた。イベントの冒頭では、BCで材木用の木を伐採するときに山(伐採地の森)にある木を一本残らず切り倒してしまうクリアカットという方法が今でも続けられ環境破壊の元凶になっていると、丸裸になった伐採地の写真がスクリーンに映し出された。BCの環境問題の話題では必ずと言っていいほどこの話が持ち上がる。私は今回のイベントに参加して、この問題の深刻さをはじめて知ることになった。

北アメリカの大西洋沿岸北部には、豊かなRain Forest(暖帯多雨林)が広がっている。そこに流れるたくさんの川には、毎年秋になると大量の鮭が生まれ故郷の川に戻ってくることで有名である。しかし、クリアカットによる山の破壊、それによる川の破壊によって、川に戻ってくる鮭の数がどんどん減っているという。映画では、この鮭の役割の重要性を、熊とオオカミの生態を通してわかりやすく描いていた。秋に川にやってくる鮭はRain Forestに生息する熊とオオカミの貴重なタンパク質源となっているだけでなく、熊やオオカミが食べ残した鮭は鳥や他の小動物たちの餌となり、熊をはじめとする動物たちが森のあちこちに落としていく糞は、森の栄養素-特に植物の成長を促進する物質(nitrogen)-となっているのだった。BCのRain Forestは樹齢何百年もの巨木で有名だが、その成長を助けていたのは実は鮭だったことが、最近の遺伝子レベルの調査で分かってきたそうだ。つまり、鮭が川に戻ってこなくなったら、動物や鳥たちの生態が変わるだけでなく、森の土質も変わり、森の木々の存続も危うくなるのである。偶然にも、このイベントの翌日の新聞に、バンクーバーアイランド周辺のシャチ(orca/killer whales)の数が危機的に減ったのは鮭の数が減ったせいであるという記事が載っていた。鮭の役割は、森全体の環境サイクルの大切な一部だったことを学んで、環境についてもっと考えてみたくなった。

森の伐採という人間の活動によって、これだけ多くの動物・植物の生態系が破壊されてしまうことは大変な驚きだった。なぜクリアカットの手法をもっと環境にやさしい方法に変えられないのかと疑問に思ったが、これは様々な商業的・政治的な問題が絡み、すぐに変えさせることは難しいという。Suzuki氏は、お金と自然のリソースを比べたとき、お金は自然の何十倍も早く増やすことができる、だから、本当は自然(人間を支えているもの)があってこそ成り立つ経済なのに、目先の利益にとらわれる人間は環境問題よりも経済問題を優先してしてしまうのだと話していた。Suzuki氏はカナダでは環境問題の第一人者であり、自然愛好家・環境保護者からは絶大な支持を集めている。余談だが、講演会の前にダウンタウンで面白いものを見つけたので、写真を添えておきたい。

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もっと詳しく知りたい人はこちらへ
- http://www.canadianrainforests.org/
- http://www.davidsuzuki.org/
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by miffyinvic | 2005-05-05 19:46 | カルチャー | Comments(2)

人種差別に関する意識調査

カナダ国内の調査で6人に1人は人種差別を受けたことがあると結果が報告された。マルチカルチャーの国と言われるカナダでも、10%の人は隣に違う人種の人に住んでもらいたくないと思っており、それよりも多い13%の人が違う人種の人と交際したり結婚することは考えられないと答えている。また、15%近くの人が肌の色が職場で違いを生んでいると考えているという。約1000人を対象にしたこの調査、年齢層によってどの程度パーセンテージが違うのか気になるところだ。

1 in 6 people subjected to racism: report (From CBC News, March 20, '05)
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by miffyinvic | 2005-03-21 15:51 | カルチャー | Comments(1)

Ethical Consumption

1週間以上前になるが、学校でEthical Consumption Dayというイベントがささやかに行われた。日本語に訳すと、「倫理的消費の日」となるのかな。日ごろの私たちの消費が、地球全体にどういう影響を与えているのか、どうしたら環境を守れるのか、グローバル&ローカルな視点で考えてみようというイベントで、環境学の先生の講演などが行われていた。校内新聞のイベント関連記事でおもしろい数字が出ていたので紹介したい。

商品                       年間消費額
--------------------------
化粧品                      180億ドル
ヨーロッパとアメリカのペットフード      170億ドル
香水                        150億ドル
海洋クルーズ                  140億ドル
ヨーロッパのアイスクリーム         110億ドル

社会的・経済的ゴール         さらに必要な年間投資額
--------------------------
女性の性・生殖に関する健康向上     120億ドル
飢餓・栄養失調の廃絶            190億ドル
識字教育                     50億ドル
清潔な飲み水の配給              100億ドル
子供の予防接種                 13億ドル

The Worldwatch Institute State of the World 2004より抜粋)

みんながペットフードに使うお金で、どれだけ多くの子供たちを救えるか考えると皮肉なもの。上の商品カテゴリーはみんなぜいたく品。なくても生きていける。私も賢い消費者とはほど遠いけれど、カナダに来て節約生活をするようになってから、今までどれだけ無駄なものにお金を使ってきたか考えたりした。いわゆる先進国では物が溢れ返っているのに、次々と新しい商品が開発されていく。そして、テレビや雑誌の広告に乗せられて、人々は新しい商品を本当に必要なのか考える間もなく購入していく。激安商品が不当な労働条件で酷使されている子供たちの手で作られていたとしても、そんなことは知らずにただ安いからという理由で人々はその商品を手にする。止むことのない消費サイクルに生きる私たちは「生きること=買うこと」が当たり前のように生活してるけど、もっと「買わない」選択を増やすことは出来ると思う。今さら自給自足の生活に戻るというような極端な意味ではなくて、いろんな選択肢がある中で、自分のポリシーに合わない商品を「買わない」ことは出来そうである。
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by miffyinvic | 2005-03-19 17:24 | カルチャー | Comments(2)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。補助輪なしで自転車に乗れるようになったよ!


by miffyinvic
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