カテゴリ:心理学( 26 )

子どもの嘘は見抜けるか?

昨日見たTEDのビデオが面白かったので、ポストします。

子どもの嘘は見抜けるか?

息子が初めて嘘をついたのは3歳過ぎてから。ほんとに平然と嘘をつくので感心したものです(笑)
昔このブログに、子どもの証言が当てにならないという記事をアップしたことがありましたが、例えば、子どもが大人の行動したことについて何か聞かれて答える時に、子どもの答えが本当か嘘かを見抜くのは難しいだろうということです。このビデオの結果を見たら、それにも納得がいくかと思います。でも、このプレゼンテーションで言われているようなビデオ解析技術が進んで、本人が知らないうちに感情移行の様子を読み取られるようになったら、それはそれで怖いような気がしますね。
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by miffyinvic | 2016-07-26 12:58 | 心理学 | Comments(0)

ADHD(注意欠陥多動性障害)

学級崩壊が話題なってから日本でもADHD(Attention-Deficit Hyperactivity Disorderの略)が注目を集めるようになった。ADHDは発達障害のひとつで、物事に集中できない、自分の行動を制御できない、周りの状況に行動を合わせられない、などの症状を示し、現在は脳の発達異常によって引き起こされると考えられている。

この発達障害はイギリスで1902年に初めて報告されてから100年以上経っているが、日本でADHDの研究はまだそれほど多くない。なにしろ、日本では子どもの発達障害の専門家が、精神科医・脳神経学者合わせて全国に500人程しかおらず、両親や担当の先生が子どもたちのことを専門家に相談したくても簡単にはできない状態らしい。幸いにも、ADHDの子どもの親が中心になって設立したNPO法人えじそんくらぶなどの努力によって彼らを取り巻く状況は以前と比べるとだいぶ改善してきているようだけれど。

Webの記事で読んだのだが、厚生労働省による公式のADHD治療ガイドラインはまだ準備段階であり、アメリカやカナダでは一般的に処方されているリタリンなどの薬は日本ではADHDの治療薬としての認可を待っている状態だそうだ。今は、もしも子どもがADHDと診断されても、その治療薬あるいは行動療法は健康保険が適用されないという。

子どもの発症率は世界全体を見ても約2~9%となっているし、日本の調査では約2.5%~7.7%という数字が出ていて、小学校の1クラスに1~2人はADHDを持つ子どもがいる可能性が高い。日本でのADHDに対する理解と治療のための環境整備が急がれる。子どものADHDが疑われるのは、だいたい子どもが幼稚園や小学校に通うようになってからだ。両親が先生から子どもの問題行動を指摘されて初めて気付かれることが多い。ただ、ADHDという言葉が知られるようになり、先生が簡単に子どもをADHDだと決め付けるのではないかと危惧する専門家もいる。

アメリカでは子どもをADHDと診断すること自体の議論もあるし、治療については子どもに対する過剰な投薬も問題になっている。ワシントンの議会では2000年に国の問題として子どものADHDについて討論されたそうだ。この問題を扱ったビデオを授業で見たが、なかなか興味深かった。ビデオの内容はPBSのWebで見ることができる。
PBS Frontline: Medicating Kids
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by miffyinvic | 2006-03-28 15:45 | 心理学 | Comments(2)

忙しいということ

忙しいのが苦手な私。今回取ってるコースの1つからドロップアウトしたことは、学ぶことのクオリティを維持するのには、自分にとって必要な選択だったと思う。

忙しいとき、パニックになってしまうとき、頭の中のリソースがうまく使えなくなってしまう。人それぞれに頭のよさが違うとおり、頭脳がいっぺんに処理できる情報量には個人差がある。人それぞれに走る速さが違うのと同じように、頭の情報処理の速さも違う。一瞬にしてたくさんのことに注意を払ってうまく物事を処理できる人、一度にひとつのことに集中して物事に対応する人、みんな自分のキャパシティに応じた方法で情報を処理する。私は後者のほうだと思う。

認知心理学では、人間のできる情報処理量にはリミットがあることが実証されている。その量は個人差があるけれども、私たちが一瞬に記憶できるまとまった情報は平均したら7つ前後で、電話番号の桁数はこれをもとに決められたそうだ。記憶だけでなく、私たちが毎日情報を受け取ったり考えたりする、その一瞬一瞬にもリミットがあって、ひとつのことに注意を向けているときに、全く同時に別のことに注意を払うことはできない。授業中に友達とおしゃべりをすると先生の話の内容が頭に入ってこないのは、良く使われる例で、実際の音が耳に入ってきてもその内容までは認識できていない。

忙しくて、自分の処理能力が追いつかないとき、人はパニックになってしまって、落ち着いていればできることもうまく出来なくなってしまう。まわりで起きているたくさんの物事に注意を向けようとするだけでも、頭の中は大混乱なのに、さらに、「ああ、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、、」と焦っていると、それだけで頭のリソースが使い切られてしまって、他のことを考える余裕がなくなってしまう。だから新しいアイディアを思いついたり、物事を深く考えることもできなくなる。頭の中にしまってある記憶を結びつけて新しい発見をしたりするのも、頭にヒマがないと難しい。

忙しいときに慣れていることをやるのは、それほど苦にならない。けれども、理解や創造力が必要なときは、ある程度、頭のリソースに空きがないと難しい。新しく入ってきた情報を理解して記憶すること、頭の中の情報を整理して文章としてアウトプットすることなど(=学校の勉強で要求されること)は、頭のリソースがそれなりに必要であり、それがいっぱいいっぱいの時(パニック状態の時)はうまく頭が働いてくれず、いい結果が生まれない。頭のリソースを活用するためには、使えるリソースがあることが大前提。余裕が必要なのである。
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by miffyinvic | 2006-03-03 19:08 | 心理学 | Comments(1)

自分が実験対象?

今学期とっているセミナークラスのトピックは、
Psychology of Motivating Health Behaviour Change。

・いわゆる体に悪い(ガン・心臓病・肺疾患・糖尿病になる確率を高める)生活パターン
 ~喫煙、過度の飲酒、肥満、運動不足など~はどうしたら改善できるか
・医師や薬剤師の指示を患者さんが守るためには、どんな工夫が必要か
・乳がん・前立腺がんなどの検診受診率を上げるためにはどうしたらいいのか
・望まない妊娠や性感染症を防ぐためのコンドーム使用を普及させるにはどうしたらいいか
・健康に長生きするための、体にいいライフスタイルはどうしたら習慣化されるのか

など、さまざまな内容を理論と実例を組み合わせて勉強中。心理学で習うことは、自分の生活にすぐ反映できるので面白い。以前に禁煙をしたときは健康に悪い習慣をやめる過程を自ら体験したのだけれど、今は体に良い習慣を身につける過程を体験している。私の新年の抱負の1つは、「エクスサイズを習慣にすること」だったのだけれど、1人で目標もなく毎日エクスサイズをするのは難しいなぁと思っていた。そこに絶妙なタイミングで、UVicの留学生とカナディアンの学生の交流グループが「春の10キロマラソンを一緒に走ろう」と企画しているのを知り、みんなで少しずつ練習するというので参加することにした。これに参加すると、週に3回のジョギングが課されるので、他の日に水泳・ダンス・あるいはテニスをすれば、ほぼ毎日のエクスサイズが実現可能になりそう。これから学校の授業や課題がどんどん忙しくなるので、どこまでやれるかわからないけど、とりあえずマラソンの参加費用を払ったことだし10キロ完走を目標に頑張ってみたい。(実際にマラソンを走るのは4月末です。)

ちなみに、自分の過去の禁煙体験記をはじめから読み返してみたのだけれど、禁煙を初めてすぐから1ヶ月くらいの間に書いた記事は、自分で言うのもなんだけど、心の葛藤がよく出ててけっこう面白い。後で、このクラスのペーパーのネタに使おう。
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by miffyinvic | 2006-02-08 15:02 | 心理学 | Comments(2)

日本の中高生の間に広がるリストカット

自傷行為:「数増え相談時間ない」悩む学校 初の実態調査-話題:MSN毎日インタラクティブ

前からたびたび目にしていたが、日本のティーンエイジャーの間でリストカット(手首を切る自傷行為)が急激に増えてきてるようだ。ニュース記事によると、調査対象の女子高生の14.3%が一度はリストカットをしたことがあり、6.3%は行為を繰り返しているという。中学生でも男女共に8~9%が自傷行為を経験したことがあると答えている。中高生は同年代の友人たちに非常に影響されやすくて、携帯メールやネットを通して、こんな危険な行為もすぐに広まってしまうのだろう。リストカットが心の苦しみから逃れるための儀式のようになってきてしまったのではという印象さえ受ける。彼女たちは、心の叫びを表に出せずに、自分を傷つけながら途方に暮れているのだろうか?それとも、体の五感を使うことが少なくなって現実に生きてる実感が持てなくなってしまったのだろうか?人間は体を動かして生きるようにデザインされている。体を動かして(本来は食べ物を確保するために)エネルギーを使い、言葉を使ってコミュニケーションをすることが、私たちが生きてることを実感するために必要なんだと思う。テレビ、ゲーム、携帯、コンピューターが中心になった生活は、私たちの自然の摂理に合っていないのかもしれない。リストカットをしてしまう理由は、それこそ一人一人違うと思うけれど、彼女たちが毎日どういう生活を送っているのか、どういう友人関係を持っているのか、どんなときに不安に駆られてしまうのか、リストカットをする直前に何をしていたのか、たくさんのケースをきちんと把握して、そのメカニズムを解明するのが急務だと思う。リストカットはひとつ間違えば死に結びつく行為。各学校の養護教諭だけでは対応しきれない状況が一刻も早く改善されて、学校の先生だけではなく、医師・心理カウンセラーなどを含めたサポートネットワークが大急ぎで整備されますように。
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by miffyinvic | 2006-02-06 18:19 | 心理学 | Comments(0)

話題は変わって、ティーンエイジャーの心理学

今学期は心理学でAdolescent Developmentを取っていて、ティーンエイジャーの心理について勉強している。大人になると、自分がティーンエイジャーだった頃のことをすっかり忘れてしまって「今の若い子達は、、、」なんて話しがちだけれども、かつて自分たちがティーンの時は、さらに上の世代の人たちから「今の若いやつらは、、、」なんて言われていたはず。しかも、大人たちからはたいてい、プラスの評価よりもマイナスの評価ばっかりされて、あれもするな、これもするなと押さえつけられることが多かった。

面白いことに、古代ギリシアから現代に至るまで、血の気が多く、感情のアップダウンが激しく、衝動的なティーンエイジャーの気質は変わっていない。彼らの行動は、感情の赴くまま、怖いもの知らずで、探検や冒険が好きで、あちこち動き回る。もちろん、個人差はあるものの、全体的な傾向は昔と変わらない。

今から約100年前にG. Stanley Hallがティーンエイジャーの研究を本格的に初め、思春期を「Storm and Stress」の時期と名づけた。彼によれば、ティーンの体と心は、生まれつき激動と混乱の時期を迎えるように作られていて、親や教師との対立、激しい気分の浮き沈み、リスクを考えない危険な行動に特徴づけられると言った。今の心理学では、個人差や文化の違いもあるので、ティーンエイジャー全員が激動と混乱を体験するわけではないけれど、その傾向は否定できないと言う。ある研究者は、子どもからティーンになる時、それまでの子ども時代の幸福感や自分に対する自信がしぼんでしまうことを発見した。

最近の脳の調査で、その傾向がなぜなのか、少しずつわかってきた。まず、思春期のホルモンバランスの変化によって、怒りや恐れの感情を支配する脳の分野が今までよりも大きく発達するのだけれども、周りの状況や行動に伴う危険や結果を予測して、感情をコントロールする脳の分野はそれに遅れて10代後半から20代半ば~後半まで時間をかけて成長を続けるのである。男の子が思春期に怒りっぽくなったり暴力的になったりするのは、この成長が男性ホルモンによってコントロールされているからだそうだ。女の子にもこの傾向は見られるが、彼女たちの脳では記憶をつかさどる部分がより発達するため、記憶力の向上とともに友人や異性との関係が発展していくという。

それ以外にも、脳内のケミカルバランスが変化し、一時的にセロトニンのレベルが下がって気分が落ち込みやすくなったり、ドーパミンの感度が高くなってタバコやお酒などに快感を覚えやすくなったり、ストレスに関係するコルチゾールのレベルが上がってストレスを感じやすくなったり物事に無関心になる傾向が強まったりする。

また、ティーンは睡眠不足にもなりがちで、平均的に体内時計が夜型にシフトするのに、学校の時間に合わせて早く起きなくてはいけないため、本来なら睡眠が9時間くらい必要な時期に6~7時間しか睡眠を取らなくなる。このため、彼らは日中(特に朝)の効率が悪く、疲れやすく、気分がイライラしがちで、常に眠そうにしている。睡眠不足はいろいろなところに影響を及ぼすのである。人の話に集中できないのは、寝不足のせいかもしれない。

ティーンエイジャーは、体は大人のサイズになっていても、脳はまだ発達途中。大人と同じように幅広い視点から先を見越して物事を考えることは難しいのである。よくティーンエイジャーの男の子が親に頼まれたことをちっともやらずに「忘れてた」と答えるのは、実はまだ大人ほど記憶力がよくなくて、本当に忘れている可能性もある。彼らは他人の感情を顔の表情から読み取るのも、大人ほど正確ではない。このため、大人と比べて、コミュニケーションに行き違いが起こりやすい。

さて、今までにクラスで習ったことをざっとまとめてみたけれど、自分が10代だった頃を振り返ると、私はまさに典型的に「Storm & Stress」を経験したほうだと思う。今になって、その理由がわかって、ちょっと気分がすっきりした。高校・大学生の頃、将来のプランをちゃんと考えられなかったのは、自分のせいではなくて自然なことだったのだと思えるようになった。もしティーンエイジャーの娘さんや息子さんを持つ親御さんがこれを読んでいたら、彼らに対する今までの疑問が少し解けたかもしれない。

「なんで言ってもわかんないの?」 → 情報処理能力・理解力が未完成。
「親の言うことを聞けないの?」 → 記憶力が発展途上、理解力・予測能力の未完成。
「なんで自分を大事にできないの?」 → 行動に伴う危険や結果の認識力不足。
「なんで急にあちこち出歩くの?」 → 沸き起こる冒険心&動きたい衝動。

もちろん、これはあくまで傾向であり、個人差がある。気をつけたいのは、体と脳の発達スピードは必ずしも一致しないこと。体の発達が早い子でも心はまだ子どものままかもしれないし、逆の場合もある。いずれにしても、ほとんどのティーンエイジャーは大人になるにつれて、親とちゃんと会話ができるようになるし、周りの状況をきちんと判断したり、将来のプランも考えられるようになる。そういう能力を伸ばすには、何でも大人主導で彼らをコントロールするのは逆効果で、彼ら自身で決められることや出来ることを応援して、彼らの長所を伸ばせる環境を作るのが大事なんだと思う。
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by miffyinvic | 2006-01-24 18:40 | 心理学 | Comments(4)

興味を引くニュースをいくつか。。

Yahoo!ヘルスケア - コラム - IQの高い人が晩年幸福であるとは限らない
幸福度は健康にも大きな影響を与えて、WHOの予測では2020年までにうつ病が早死にの主要因の1つになるという。

Yahoo!ヘルスケア - コラム - 記憶力を改善する薬剤を開発
脳内の化学物質がどのような役割を果たすのか、情報伝達がどんなメカニズムで行われているのか等、脳の研究は日々続けられている。将来的には、記憶力増強剤のような薬も、お金さえ出せば手に入る日が来るかもしれない。

Yahoo!ニュース - 共同通信 - シータ波で神経細胞増加 学習で賢くなる仕組み解明
この記事では学習している間のシータ波の効果を取り上げているが、ここで言われているシータ波は難しい問題を解いている、かなり集中度が高い時に見られる脳波のことだそうだ。全ての学習の間に必ずしもシータ波が見られるわけではない。一方で、シータ波は眠気でうとうとする時にも計測され、逆に集中度が低いときに見られることもある。

ところで、睡眠と記憶の研究もずいぶんと進んできている。睡眠研究者たちは、眠ってからわりとすぐの夢を見るステージ(REM睡眠)と深い眠りの第3~4ステージ(non-REM睡眠/slow-wave sleep)は、脳が学んだことの記憶を定着させるために活発に活動する重要な時間だと主張している。日中に体験した情報を頭の中で整理するのに、睡眠は大きな役割を果たしているようだ。

Yahoo!ニュース - 共同通信 - 「乳幼児教育が重要」 キレる子増加で文科省会議
最近の乳幼児と母親(あるいは保護者)の関係で気になるのは、一緒の空間にいても、母親が子どもと遊ぶよりもテレビや携帯(電話あるいはメール)に熱中したり、逆に子どもにはテレビ・ビデオを見せて静かにさせて母親はインターネットや携帯で友人と交流するなど、距離的に近くにいても、子どもと母親が感情(特に愛情)の交換をする時間は案外減っているのかもしれないということ。あくまで推測だが、子どもの情動形成には、記事で指摘されている食事や生活リズム以外にも、テレビ・携帯の影響が少なからずあると思う。

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 偉大な頭脳は手紙をたくさん書く=アインシュタインは3万通をやり取り
最後に、賢い科学者はたくさんの人と情報のやり取りをしてきた、という話。多様な人とのコミュニケーションやネットワークを大事にできる人(忙しくても人と交流する時間を取れる人)は、優秀なだけでなく尊敬もされる。きっと偉大な頭脳の持ち主は、時間を有効に使う才能にも長けているのだろう。
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by miffyinvic | 2005-10-30 06:42 | 心理学 | Comments(0)

クオリア

脳科学者である茂木健一郎氏の子どもの頃の話を、先に紹介した読売新聞の記事で読んだ。彼が脳科学者になるまでの道のりはかなりユニークで面白い。私は心理学を勉強していながら彼の存在を知らなかったのだが、脳科学に関する本を何冊か出版しており、メディアでもかなり活躍している方のようだ。彼のブログを見ると、昨日、下北沢で講演があったと書かれていた。うーん、今東京にいたら、ぜったいに行きたかったなぁ。彼は人間の心(意識)と脳の関係について研究していて、そのテーマをクオリアという言葉で表現している。クオリアとは一言で表すなら「私たちの感覚を構成する独特の質感のこと」だそうだ。(ちゃんとした詳しい定義はリンク先を見てください)
人間の意識の謎はまだ分かっていないことだらけ。でも、彼のような科学者たちの努力で少しずつ謎が解明されていくのだろう。
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by miffyinvic | 2005-10-10 14:18 | 心理学 | Comments(2)

引き続き、子どもの話

asahi.com: 9歳男子の走・跳能力、20年前の女子並み 文科省調査-社会

この間、「キャッチボールのできる公園を増やそう」という動きが野球界から出てきたとのニュースを見かけたばかりだけど、ボール遊び(キャッチボールやサッカー)のできる公園がもっと身近にあればいいのにと思う。「危ないからボールで遊んではいけません」と書かれた公園なんてつまらない。都会ではただでさえ外で遊べる場所がほとんどないのだから、もっと公園を充実させたり、週末には学校の校庭を開放したり、親子が気軽に外で遊べるような環境が必要。生活の中で体を動かすことが少ないと、子どもの運動能力が伸びないだけではなく、子どもが心のストレスを発散する機会も少なくなって、いつの間にか見えない形で子どもはストレスを溜めていきます。子どもがキレやすくなってるのは、運動不足も大きな一因。週末は親子で体を動かして遊ぶ。それだけでも、運動不足とコミュニケーション不足の解消、ストレス発散など、たくさんのいいことがあるはず。

ついでに、この話題には直接関係ないけど、いろんな職業の人たちの子どもの頃の話が書いてあるホームページを見つけました。なかなか面白いです。
あのころ:育む:教育:YOMIURI ONLINE
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by miffyinvic | 2005-10-10 13:30 | 心理学 | Comments(0)

子どもの遊び相手の8割が母親

MSN-Mainichi INTERACTIVE 話題-
幼児生活調査:子どもの遊び相手 「母親」が81%


調査対象は首都圏に住む1歳から6歳までの子どもがいる母親とのこと。父親の育児参加は、子どもと家の中で一緒に遊ぶ人が33%、外で一緒に遊ぶは2%となっている。父親はやっぱり仕事で忙しくて、子どもと遊ぶ余裕が持てないのかなぁ。。世の中のお父さんには、子どもと遊べる機会を逃さないで、一緒に遊ぶ楽しさを味わってほしいなぁと思う。

さて、幼稚園に通う年齢の子どもたちが友達や兄弟姉妹ではなく、母親と遊ぶばっかりになるとどんな問題があるだろうか?母親とその子どもは赤ちゃんの時からずっと接していて、お互いが言葉で何かを伝えなくても、視線やしぐさである程度のコミュニケーションが可能である。「あ・うん」の呼吸が通じるのである。もちろん言葉を使わないわけではないが、その必要度は、他人である友達や兄弟とはかなり違う。子どもが母親と遊ぶのが中心になると、相手が自分をわかってくれる、または相手が自分に合わせてくれるのが当たり前の環境に育ってしまわないだろうか。

子どもは通常、友達や兄弟と遊んでいくうちに、自分の意思をいろんな態度と言葉で相手に伝える練習をしていくのだと思う。ところが、いつも母親と一緒にいると、他人とのコミュニケーションの仕方を学ぶ機会は減ってしまう。子どもがいつも守られた環境にいるのは、母親にとっては安心かもしれないが、子どもは常に親の目を基準に行動して、自分の意思で何かをやってみる機会を逃してしまう可能性もある。本来、子どもは母親以外のいろいろな人たちと遊ぶことで、相手に合わせたコミュニケーションの仕方を学んでいくのではないか。そう考えると、遊び相手が母親中心なのは、あまりいいことだとは思えないのである。

この結果はベネッセコーポレーションの第3回幼児の生活アンケート・国内調査によるものなので、憶測だが調査対象者はベネッセの通信教育商品を購入したことがある人たちだろう。だとすると、ある程度収入があって、子どもの教育に熱心な家庭が主な対象になっている可能性が高い。父親は企業に勤め、母親は専業主婦のパターンが多く、共働きの割合は少なめだと想像できる。(共働きの場合、忙しいのでアンケート回収率は下がるはず) 調査結果には、対象者の家庭の事情が大きく反映されるので、父親が子どもと遊ぶ割合が低いのはこのためではないかと思う。
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by miffyinvic | 2005-10-09 18:37 | 心理学 | Comments(1)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。補助輪なしで自転車に乗れるようになったよ!


by miffyinvic
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