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生活費の高いビクトリア

カナダまともにインフレしてる上に、住宅マーケットの高騰の煽りで賃貸住宅やアパートの賃料も急激に上がっています。バンクーバーやトロントほどではなくても、新規で借りようとするとビクトリアは1BRが$1000ドル(感覚的にいうと約10万円)前後、2BRなら古い物件でも$1400は覚悟する必要あり。1人の収入だけでは、フルタイム正社員の比較的待遇のいい仕事につくか副業でよっぽど稼がない限り2BRを借りるのは無理です。アパートの更新賃料は毎年3%は上がっています。

今カナダで問題になっているのは、古いアパートなどのオーナーが変わったり、改築して賃料を上げたいオーナーの決定で、比較的安かった物件から追い出されるテナントの増加です。収入は増えないのに、急に賃料の高い別の物件に引っ越さなければならなくなって、物件を借りることができない人がホームレスになりつつあります。住宅を賃貸していた場合でも、家主が住宅を高く売れるうちに売却してしまい、今まで賃貸で住んでいた家族が行き場がなくなるケースも。大家族でペットがいるような家庭だと、予算内で引っ越せるような別の物件を見つけるのは至難の技で、今日見たニュースでは、これはオカナガンの話ですが、ヘルスケアワーカーとして働いていた小学生含む子供5人とペットを持つシングルマザーが賃貸住宅から追い出され、原野のようなところで古いトレーラーとテントで生活しているという話でした。ストレスから仕事もできなくなり、これから子供の学校が始まるのに、先の見通しは全く立っていないと泣きながら困窮状態を訴えていました。ここまでひどい状態でなくても、小売業、レストラン、サービス業などで所得の低い人たちが普通に生活することができなくなり、職業を変えたり、もう少し住居費の安い別の街に引っ越したりするケースも増えて来ています。そういう業種の人が街からいなくなったら、どうなるんでしょうね。市内のレストランでは人材不足(コックさんが生活苦で次々に辞めていく)で廃業せざるを得なくなったところも。普通に働くカナディアンが物価上昇の為に生活に困窮しているのに、現在アメリカ経由で移民が大勢押し寄せて来て、彼らのためには政府が住居を用意するのに住宅を追い出されるカナディアンは見放されていると、今後、難民申請をしようとする移民に対して反感を持つ人たちが増えることは避けられないのではと感じます。

住宅費用だけでなく、食費もかなり上がっていて、家族2人でなるべくセール品を買うようにしていても週1回のまとめ買いでお肉や魚を買ったら普通に$100とかかかります。別に何も贅沢なものを買わなくても、です。つい先日わかったことですが、子供が公立の学校に入れるようになるとなぜか学童保育の補助金をもらえる月収の上限がぐっと下がり、我が家の場合、月収が$2000以下なのに補助金はゼロ。しかも学童保育は日本よりずっと高くて月額$350(3万円ほど)くらいかかります。家賃補助も、去年の年収ベースだと来年もらえる給付金は月に$130切る予定なので、賃貸費用と学童保育費用を合わせると月収の60%近くがそれで消えてしまうことになります。月収に児童手当約$600弱を合わせて、ぎりぎり赤字にならずに生活できるかどうかといったところ。うちのアパートも築50年近い物件なので、数年のうちに追い出されないという保証はどこにもありません。

この夏は保育園の急な閉鎖の煽りをもろに受けて、全て自費でまかなうサマーキャンプ(日中子供を預かってくれるプログラム)にすでに$600以上支払っている上に、さらに2週間分のサマーキャンプまたはデイケアの出費が待っています。つまり今月だけで$1000以上余計な出費が!!ほとんどヤケクソな気分で普通に出費して生活していますが、すでに貧乏なのに追い討ちをかけられ、正直年末の帰国予定を喜べないでいます。まだチケットを買っていないのですが、2年ぶりの帰国をしても、予定を取りやめても気分が落ち込みそう。何しろ休みの取れる年末に帰ると1ヶ月半以上の収入がチケット代だけで吹っ飛ぶので。保育園の臨時出費を除いても、なぜこんなに生活費が高いんでしょうね。将来出費が増えることが予想されるのに、(あるだけましな)わずかな貯金がどんどん減っていくのは辛いものです。

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by miffyinvic | 2017-08-13 00:51 | ひとこと | Comments(0)

カナダ西海岸で5歳児と二人暮らし。補助輪なしで自転車に乗れるようになったよ!


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