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高い授業料(小切手の話)

UVicの授業料支払いでトラブルが起きた。

昨日、大学の会計部門からレターが来た。なんだろうと思って開けてみると、なんと、小切手(checkまたはcheque)が引き落とせなくて学費がまだ支払われていない状態だから、未払いの学費数千ドル、小切手の銀行手数料15ドル、それに遅延料(Service Charge)110ドルをあわせて払えという手紙と、引き落とせなかった小切手が同封されていた。今学期の学費の締切日は9月30日だったが、私は9月20日にすでに小切手を学校の会計課に持っていったし、お金も当日は確かに不足していたけど、3日後には銀行口座に日本から送金して十分なお金があったはずなのにどうして!?と、かなりショックを受けた。

そして、今日そのレターを持って会計課へ行ったら、理由はなんであれ小切手が引き落とせなかったのはあなたの責任だからService Chargeを払う義務があると言われた。これ以上遅延料が発生するのもたまらないので、とにかく再度小切手を振り出した。今日はちゃんと銀行口座に小切手の金額分のお金が入っていることを確認したので、支払いはちゃんと出来ているはず。それにしても、日本では小切手なんて使ったこともないから、どういう仕組みなのかイマイチ分からず、便利だからと思って使ったら大失敗をしてしまった。

この小切手、知っている人にとっては当たり前かもしれないけど、知らない人のためにあえて私が今回学んだことを説明したい。(1)小切手に記載した金額が、もし記載日当日に銀行口座(Checking Account)に不足していると、その小切手は無効になる。言いかえると、小切手を渡した相手は、それを受け取った瞬間(あるいは記載日)から実際にその金額を使う権利が与えられたことになるので、その時点で振出人の銀行口座にお金がないと無効になってしまう。その上、無効になった小切手の処理手数料は銀行からしっかり請求される。(2)それから、もし相手がOKすれば小切手には必ずしも振出日の日付を記入する必要はなく、支払締切日などを記載して相手に渡すことが出来る。(これをpostdated check/先日付小切手という)つまり、私が9月20日に小切手を書いたときに日付を9月30日としていれば、こんな無用な出費は避けられたのである。

無知ゆえに、(実際の高い学費以外に)小切手の仕組みを勉強するための高い授業料を払うハメになってしまったが、このまま黙っているのは悔しすぎる。というわけで、留学生ゆえに起きたトラブルとして学校に報告して、あわよくば遅延料を払い戻してもらえないかと、正式な手続きをするつもりである。どんな理由であれ、遅延料がたったの1週間で110ドル(約1万円)は高すぎる。。
by miffyinvic | 2004-10-09 14:32 | Uvic

カナダ西海岸で7歳児と二人暮らし


by miffyinvic